土鍋の魅力をお伝えした前回のブログに続き、今回は土鍋と共におすすめしたいアイテムと、土鍋ごはんの美味しい食べ方をご紹介します。
土鍋ご飯の美味しさの理由
まず、土鍋の最大の魅力は、遠赤外線効果によって、食材の芯まで熱がしっかりと通ることです。
この効果により、ご飯が一粒一粒ふっくらと炊き上がり、甘みや香りが引き立つのが特徴です。
また、土鍋は蓄熱性が高いため、炊きあがった後も余熱でじんわりと火が通り、冷めにくく、長時間温かさを保てます。
特にご飯の美味しさが引き立つ理由として、土鍋が自然な湿度調整機能を持っている点が挙げられます。
土鍋は水分を程よく調整しながら炊き上げるため、過剰に水分が残ることなく、もちもちとした食感に仕上がります。
土鍋で炊いたご飯を
おひつで保存するメリット
「電気炊飯器の保温機能とおひつの違い」
電気炊飯器の保温機能は、いつでもあたたかいごはんをそのままよそい食べられる便利な機能ですが、ごはんに熱が入り続け適度な水分調整が難しいため、味や食感が悪くなっていってしまいます。
結果、食事後に残ったごはんをラップやごはん専用容器に入れ冷凍保存されている方が多くいらっしゃいます。
電気炊飯器は炊き上がったごはんを保温するだけで、どの炊飯器も(時間差はあれど)ごはんが段々と美味しくなくなってしまいます。
対して、おひつはごはんをおいしくする機能をもった”保存もできる調理道具”といえるでしょう。
炊きあがったごはんの水分を適度に吸い込み最適な状態を保ってくれるのです。
「どのくらいごはんを保存できるの?」
夏場冷房完備の部屋で1日ほど、冬場は2、3日はおひつに入れた状態でおいしさを保つ事ができます。
部屋内の状況(温度や湿度等)により変動があります。
あくまで上記は目安としてお考えいただき、実際に使いながら”おいしく食べられる時間”をはかってみてください。
おひつを使うことで、冷めた状態でも冷蔵庫に入れたようにカチカチにはならず、しっとりやわらかく、おいしいを保てます。
また、冷ごはんは糖質の吸収をゆるやかにすることが分かっており、活動量の少なくなる夜に冷ごはんを食べればダイエットの一助になると思います。
土鍋で炊いたご飯をそのまま保存するのではなく、おひつに移すことで、風味や食感をさらに保つことができます。
おひつを使うことのメリットまとめはこちら。
湿度の調整:
おひつは自然素材(主に木材)で作られており、木が余分な水分を吸収し、ご飯がべたつくのを防ぎます。
そのため、冷めてもパサつかず、もちもちとした食感が持続します。
雑菌の繁殖を抑える:
おひつに移すことで、湿気がこもりにくく、雑菌の繁殖を防ぐことができます。
冷蔵庫に保存した場合でも、ご飯が劣化しにくくなります。
風味の持続:
おひつを使うことで、時間が経ってもご飯の香りが豊かに保たれ、電子レンジで再加熱しても、炊きたてのような美味しさを味わえます。
塩麹おむすびのすすめ
〜なぜ塩でなく塩麹?〜
余ったご飯をさらに美味しく活用する方法として、塩麹おむすびをご紹介します。
ここでのポイントは、なぜ「塩」ではなく「塩麹」を使うのかという点です。
【塩麹の魅力】
塩をふる代わりに塩麴を使うだけで、食材にうまみが加えられ、いつもの味がグレードアップします!
塩に比べて味わいがまろやかで、麹由来の酵素の力が加わるため、ご飯や食材の旨味を引き出す効果があります。
具体的には、麹に含まれる酵素が食材のデンプンを分解し、糖化することで、自然な甘みが生まれます。
これにより、おむすびがただ塩味が効いているだけではなく、コクと深みのある味わいになります。
その中でも、ビタミンB1は人間の体内でエネルギー代謝にかかわる栄養素。
糖質を効率的にエネルギーへと変換するはたらきがあります。
ビタミンB1が不足するとエネルギーが効率的に作られないため、疲労感を感じることも。
塩麴を食事に取り入れるだけで、エネルギー代謝をサポートできます。
またお塩よりも少量で済むことも魅力です。
人間の免疫細胞の約7割は腸に存在しており、腸内環境が乱れると病気にかかりやすくなるともいわれます。
腸の免疫機能を保つには、腸内環境のバランスを整えることが重要です。
塩麴が作るオリゴ糖は善玉菌のエサとし働き、善玉菌を含む食品と塩麴を一緒に摂ることで、効率よく腸内環境をサポートします。
塩麹おにぎりの簡単レシピ
材料(2人分)
●土鍋で炊いたご飯:2合
●塩麹:小さじ1〜2(お好みで調整)
●焼き海苔:適量
作り方
①炊きたてのご飯をおひつに移し、冷めたらおにぎりの形に握ります。
②ご飯に小さじ1〜2の塩麹を加え、まんべんなく混ぜます。
③ご飯をお好みの大きさに握り、焼き海苔で巻いて完成です。
塩麹を使用することで、通常のおにぎりよりも旨味が増し、また塩分控えめでもしっかりとした味が感じられます。
受験勉強中の夜食や、運動で体を動かす方のエネルギー補給にもぴったりです。
受験生におすすめの理由
受験勉強をしていると、夜遅くに小腹が空くことがよくありますが、食べ過ぎると消化に負担がかかり、勉強に集中できなくなってしまいます。そのため、適度に栄養補給ができるおにぎりは、最適な夜食です。
特に塩麹を加えたおにぎりは、塩分と一緒に麹が持つ自然な甘みと旨味が加わり、リラックス効果も期待できます。
運動後におすすめの理由
運動後に必要なのは、炭水化物とタンパク質のバランスの取れた補給です。
土鍋で炊いたご飯は、炭水化物としてのエネルギー補給に最適で、塩麹おむすびを摂ることで、筋肉の回復に必要なミネラルやビタミンも補給することができます。
毎日賢く土鍋ごはんを取り入れて、健康的な食生活を楽しみましょう。
オンラインストア取扱商品
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たいせい窯 ごはん鍋3合 2種
使う人にやさしく、ごはんが美味しく炊ける鍋です。おひつとしても使えて、余って冷めたごはんは、鍋ごとレンジで温め直しが出来て、家族みんなで使っても便利なごはん鍋です。*電子レンジは温め直しのみ使用可能
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たいせい窯 ごはん鍋2合 2種
使う人にやさしく、ごはんが美味しく炊ける鍋です。おひつとしても使えて、余って冷めたごはんは、鍋ごとレンジで温め直しが出来て、家族みんなで使っても便利なごはん鍋です。*電子レンジは温め直しのみ使用可能
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たいせい窯 ごはん鍋1合 2種
使う人にやさしく、ごはんが美味しく炊ける鍋です。おひつとしても使えて、余って冷めたごはんは、鍋ごとレンジで温め直しが出来て、家族みんなで使っても便利なごはん鍋です。*電子レンジは温め直しのみ使用可能
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かもしか道具店 ごはんの鍋3合 2種
日高沿岸で採れた三石昆布(通称:日高昆布)は繊維質がやわらかく、煮上がりが早いのが特徴です。出汁は甘さ控えめでさっぱりとした風味。出汁をとった後は、昆布巻きや佃煮などのお料理にお使いいただけます。
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かもしか道具店 ごはんの鍋2合 2種
羽釜のような形のふたが、まるで昔話に出てきそうでレトロ感たっぷり。余ったごはんは鍋ごと電子レンジでチンして炊き立ての味をお楽しみいただけます。
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かもしか道具店 ごはんの鍋1合 2種
羽釜のような形のふたが、まるで昔話に出てきそうでレトロ感たっぷり。余ったごはんは鍋ごと電子レンジでチンして炊き立ての味をお楽しみいただけます。
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木取手付き土鍋 中 ノーマル
一般的な土鍋は底や角が丸くなっていますが、こちらの土鍋の底はフラットになっているので、炊き込みご飯をはじめとしたご飯料理も作りやすいのが特徴。広い見込みは見た目以上に容量たっぷりですので、2~3人用におすすめ。
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フじイ まさよ 土鍋M 2種
直火にかけられるので、調理してそのまま食卓に出せるのが耐熱鍋の良いところ。保温性も高く熱が持続するので、すぐに冷めないところもポイントです。またシンプルだけれど目が離せない、置いているだけでもおしゃれなフォルム。上から見ても横から見てもどの角度から見ても可愛いく、手作りならではの釉薬のムラや、垂れがより愛らしく感じる、一点モノの土鍋です。
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白鷺木工 パーソナルなおひつ 2種
熟練した職人によって丁寧に手作りされた国産の天然木ならではの温かみのあるおひつです。
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たいせい窯 おひつ 中 2種
レンジでの温め直しもOK。耐熱陶器のおひつです。
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姉妹店 麹専門店MURO
創業450年の麹と味噌の蔵元が伝統製法で手づくりした麹調味料。時短料理最強の味方。お肉を漬け込んで焼くだけでしっとり柔らかな仕上がりに。麹の甘みも含まれているため、メインの味付けが塩麹だけで完成します。
「素材の旨みを引き立てる塩麹」