世代を超えて長く使える上品で丈夫なバッグ。
山から採れたやまぶどうやくるみの樹皮をひご状に切り出して職人が丁寧に編み込んだかごバッグ。
使うほどに手油や光でツヤや色合いに味が出る、どこか懐かしく、あたたかみのある人気の逸品です。
最初は硬くても、使ううちにやわらかくなめらかなツヤを帯びます。
しなやかで強度を増すので、子や孫の代へと受け継がれるバッグとして人気です。
長持ちの秘訣やよくあるお悩みをご紹介します。
お手入れについて
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Point.01 バッグの育て方
使い方次第で表情を変えていくかごバッグ。
その変化は使えば使うほど早く表れるので、自分好みに仕上げたい場合は日常使いされることをおすすめします。
手油を吸うことでなめらかになるので、持ち手が最も早く艶やかになります。
表面やフチをなでて可愛がってください。
どんどん飴色へと変化していく様子は飽きがこないので長くお使いいただけます。
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Point.02 早くツヤを出したい
なめらかな質感がお好みの方は木蝋とシュロのたわしで表面を軽く磨いていただくと光沢が出ます。
(ご使用の際は底部から始めて様子を見つつ磨いてください)
一番のおすすめは手でなでることです。
木蝋やくるみのオイルは油が染み込みやすい分、変色が早く、真っ黒になってしまうことも。
お肌のお手入れをした後のしっとりした手でなでると自然な艶感が出ます。
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Point.03 保管方法
自然素材のかごバッグは水気や湿気に弱く、濡れた場合は布でサッと拭いて風通しの良い場所で乾かしてください。
多湿の場所での保管はカビ発生の原因となりますので避けてください。
自己流アレンジもしやすいシンプルなデザインですので一年中お使いいただけます。お部屋に飾っても素敵ですね。
やまぶどうとくるみ、素材の違い
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やまぶどう
生い茂る山中、周辺の木々へ数メートルに渡り蔦を這わせて自生やまぶどう。
その直径は6〜10cmに及びます。
素朴であたたかな色合いが特徴で使うほどに飴色に変化します。
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くるみ
山野や山沿いに自生する、秋に実をつけるクルミです。
深みのある皮肌が特徴でやわらかな質感は使い込んで空気に触れるほど黒く色艶を増し、より丈夫になります。
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価格の違い / 材料の原産国について
価格が大きく異なるのはなぜ?
「憧れのやまぶどう」で有名な手編みのかごバッグ。
どのようなデザインにしようかなと商品を見比べてみると、価格に大きな違いがあることに気付きます。
日本の素材を使い、国内の職人さんが編む純日本製は、素材の希少性によるものと職人さんの高齢化や作り手の元正などから非常に高価なものとなっています。
かごやのかごバッグは中国の職人の街に自社工房を持ち、現地で採れる日本と同じ樹や素材を使って、技術を学んだ職人さんが編んでいます。
素材と製法にこだわりがあるからこそ、日本製でも海外製でも同じツヤの出方や丈夫さになるのです。届いたものが写真と違うのはなぜ?
自然素材を使い、職人が一点ずつ丁寧に製作しています。
色の濃淡や編み目の大きさなどに多少の差異が見られることがございます。ご了承ください。剥がれやうねり、節が見られる
自然素材を使用しておりますので、使用する部位によってはひごの剥がれやうねり、節目が見られることがありますが、自社工房での厳正な検品を行なっておりますので、不良品ではございません。