basket

山の恵を使った手編みのかごバッグ。

やまぶどうの素材を活かし職人が丁寧に編んでいます。

失われつつある技術と自然の贈り物から生まれた上品なバッグです。

やまぶどうの上品な佇まい。

日常使いからイベント時までどんなシーンでも活躍する、かごバッグの定番。

「憧れのかごバッグ」で知られるやまぶどうは使うほどにツヤを帯て、次第に飴色へと変化を遂げます。

自然のぬくもりを感じる、使って育てる趣のあるバッグです。

型崩れせず、丈夫で長持ち。

お出かけの必需品が入るスリムでコンパクトなバッグ。

ボトルを入れても型が崩れにくく、口が広いので中のものが取り出しやすくなっています。

親子三代、世代を超えて長く使える一生モノの手編みバッグです。

かごやの木型はおよそ200種類ほどあります。

様々な形があるからこそ好みに合ったバッグをお探しいただけます。

木型に合わせて熟練の職人が編み込むので、何年も使えるしっかりと丈夫なバッグに仕上がるのです。

通年使える万能アイテム。

普段着のようなカジュアルなスタイルから、浴衣や着物などの和装、イベントや式典などのフォーマルな場でも活躍するかごバッグ。

シーズン問わず使えるので、一生モノの相棒になること間違いなし。

大切な方への贈り物にもおすすめです。

内布や巾着のアレンジで
オリジナルバッグに大変身。

好きな色や柄の生地ひとつで自分だけのオリジナルバッグに早変わり。

シーンに合わせて付け替えもできるので、お出かけが楽しくなること間違いなしです。

時間の持ち歩きに適したハンドルカバーは、腕への負担軽減や摩擦の保護に役立ちます。

スナップピンで簡単につけ外しができるので、バッグと合わせていかがでしょうか。

かごバッグができるまで

○くるみの素材について
山野や川沿いに自生する、秋に実をつけるクルミです。深みのある皮肌が特徴で、柔らかな質感は使いこんで空気に触れるほど黒く色艶を増し、より丈夫になります。材料の採取をして水分を含んだ藁を持ち帰る体力、素材からひたすらひごを切り出す根気、隙間なく編み目を詰める集中力。それぞれの職人の業が生み出す自慢の逸品です。

01.採取
山に分け入り、材料となるやまぶどうの蔓やくるみの樹をのこぎりで切り取ります。

02.蔓や樹の皮を剥ぐ
鬼皮と呼ばれるバサバサとした一番上の皮を剥ぎ、その後に見える一番皮を丁寧に剥ぎ取ります。一番皮の剥ぎ方にはコツが必要で、不慣れだと裂けてしまいます。

03.剥いだ皮を乾燥させる
皮剥ぎまでの工程を山中で終えたら下山し、湿り気や水分がなくなるまで天日干しで乾燥させます。

04.ひごをつくる
乾燥させた材料を再び水に浸して柔らかくしたあと、かご作りのメイン材料となるひごを切り揃えていきます。ひごに適した皮を選定するため、山から採取した皮が全て使えるわけではありません。

05.編み込み
オリジナルの木型に底部を設置し、棒状になっているひごを一本ずつ丁寧に編み込んでいきます。編み目が緩まないよう、しっかりと目を詰めるので、丈夫で型崩れしにくいバッグに仕上がります。

06.ふちをかがる
メインの編み込みが終わったら、かご編みで一番難しいふち周りを八の字に編み込みます。

07.一晩置く
しっかりとした形を保つため、底・側面・ふちの編み込みが終わったら、木型に入れたまま一晩乾かします。

08.持ち手をつくる
中に芯を作り、その周りを丁寧に巻いていきます。

09.仕上げ・完成
表面をバーナーで炙ったり、たわしで磨いたりして、全体的にケバを取り除きます。お手元に届くバッグがなめらかなのは、この仕上げがあるからこそです。

かごや郷愁と古い文化からのもの作り

材料採りから、ひご作り、編み作業と、とても手間のかかる編みの仕事はすべて人の手で行います。

熟練の技術と根気のいる手仕事だけに職人もそう多くおらず、技術が失われつつあります。

器用な手を持ち、コツコツ丁寧な仕事をしてくれる職人はどこかにいないものか。
探しているなかで出会ったのが中国・福建省の人々。

きめ細かな工芸品が昔からつくられ、手仕事の文化がいまも根付く地域です。

かごやは自社工房を開き、日本流のかご編みの技術を伝え、伝統を繋げることにしました。

かごや
伝統技術の継承

昔から手仕事の文化が根付く福建省。

この地の職人はみな、子どものころから生活用品を手作りする環境に育っているので、手先がとても器用で勘がよく、かご編みの技術を長年磨いているおかげで正確さと速さは確かです。

仕上がったかごバッグは工房の管理スタッフが細かくチェック。

編み目の揃い方や形の歪みなど毎回厳しい検品を行い、合格したものだけを「かごや」の商品としてお届けしています。

もとは、家内職として始まったかご編み。日本も中国も、いつか途絶えてしまう危機にあります。

この伝統の技術を組織だからこその強みを活かし、次の世代へ繋いでいきます。